意味のない涙

2001年4月29日
夜中 
泣いていた
どうしてもどうしても涙が止まらなかった
悲しくて悲しくて
生きている意味がわからなかった
なんで生きているんだろう
とか
考えていたら
死にたくなった
独りなんか嫌だ
誰かといても
結局独りなんだと思った
居場所なんかないんだと思った
死にたい
死にたい
死にたい
それだけが止まらなかった
誰も自分をわかってはくれない
誰もココロから理解してはくれない
彼らだけ
彼らが待っている世界が呼んでいる
手招きして待っている
もうこんな想いは嫌
なんで置いていったの
なんで一緒にいこうと
言ってくれなかったんだろう
独りにしないで
独りにしないで
それだけが
ぐるぐると回って
涙が止まらなかった
手首を切ろうかと思った
彼らの辛さを知らなければ
あたしも痛みを知らなければ
一緒にならなくては
だけど
踏みとどまった
彼が後ろで寝ていた
最後の望みのように
起こした
だけど
何もわかっていない様子だった
生理が辛くて
泣いていたんだと
そんな様子かもしれなかった
あたしは待った
きっと
闇から救い出してくれる
救い出してくれる
助けてくれる
独りじゃないんだよ
大丈夫だよ
そう言ってくれる
きっと
でも
言ってくれなかった
何も言わずに座ってた
諦めた
寝た
考えていることを
言おうかと思った
だけど
彼は寝た
だからやめた
諦めた
求めることさえ
諦めた
求めても
意味がない
意味のないこと
口にしない
口にだしてはならない
求めてなんかいけない
彼らが救ってくれるはず
彼らがそばについている
意味のない
意味のない

求めて流した涙
意味がない


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海

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